2007年6月29日 (金)

『ザ・ファシリテーター』を読んで得たもの

 先日、読んだ森時彦著『ザ・ファシリテーター』の中で感銘を受けた部分を少し、引用しておきたい。いいと思って、ポストイットまで貼り付けたのは、なかなかなかったが、この本には何枚も貼り付けた。それを残しておきたい。

「座右の銘は何ですか?」誰かが突然訊いた。

「実はその時々で変わるのですが(笑い)、Create Energy.『やる気を創る』というのがいまは気に入っています。自分のやる気とチームのやる気、そして社会の、人の集団のやる気を創るという意味です。やる気があれば、方法は見えてくるという気がするんですよね。そして、これはリーダーの重要な仕事だとも思います。」

「いくらいい戦略やプランを立てても、私が叱咤しても、社員がその気になって、日々の行動を変えていかなければ組織は変わらない。我が社には、コンサルたちのおかげでいい戦略もある。ITの利用も進んできた。業績を詳細に分析する能力も高くなってきた。風通しのいい気業風土も維持していると思う。しかし、今回のオフサイトの幹部会がいい例だ。いい議論はできるのだが、アクションが伴わない。こんなことをいつまで続けていても、業績はよくならない。皆評論家なんだよ。ここで、大きく成長分野に食い込み、収益性を増して財務体質を改善していかなければ、ますます激しくなる国際競争に勝ち残れない。そのためには何かが必要だった。それが、黒澤クンが起こしている『社員の行動の変化』なのだよ」

 内蔵の働き、血圧、感情・・・・・・。考えてみればすぐわかることだが、自分の心や体でも自分の意思の力でコントロールできるものは少ない。普段はそのことを忘れている。その中で、呼吸は、ある程度意思によってコントロールできるユニークな機能だ。その呼吸に集中することで、本来不随意であるはずの血圧や、内臓の動きを調えることができる。いや、心まで制御できると、禅やヨガ、自律訓練法などが教えているではないか。コントロールできないものにまで、影響を与えることができる。

「あの『ジョハリの窓』の話を聞いてからでしょうか、考え方が変わってきたように思います。自分を解放し、他人から率直なフィードバックをもらうほうが、自分が成長する、というふうに考えられるようになりました。いまから考えると、以前は他人に自分を知られるのを怖がっていたと思います」

以上の4カ所だ。いろいろな場面で参考になると思う。

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2007年6月 9日 (土)

『ザ・ファシリテーター』読了

 森時彦著『ザ・ファシリテーター』を読み終えた。

 ファシリテーションをテーマにした小説仕立てのビジネス書だ。事実をベースに物語として描かれているのは、ビジネス書としてはそんなに多くない。その上、本書では、化学メーカーを舞台としているため、かなりのレアな内容になっている。

 私自身は仕事で通じている部分があったのでわかりやすかったが、他の人はどうなんだろうなという気持ちもあった。でも、楽しく読ませてもらった。購入して、長い間、読まずにそのままになっていたのだが、もっと早く読めばよかったと後悔した。

 実は、書店でこの続編となる『ザ・ファシリテーター2』を見つけたのも、読むきっかけにはなっている。結局、読み終わる前に購入したけれど・・・・・・。

 ファシリテーションそのものは、非常に、仕事では役に立ちそうだということが実感できたし、手法もわかりやすかった。ただ、知識を整理するには、本文にあげられていた参考文献を読む必用があると思う。また、結構カタカナ語が多いので、それに関する知識もあった方がいいので、場合によっては調べながらという面があるかもしれない。まあ、それは、読み物ではなく、ビジネス書ということで、割り引かないといけないかな?

 次は、大石英司著『合衆国封鎖(上)』だ。

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2007年6月 6日 (水)

今日、購入の書籍

単行本

 草薙厚子著『僕はパパを殺すことに決めた』講談社

 森時彦著『ザ・ファシリテーター2』ダイヤモンド社

以上、くまざわ書店延岡店

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